ながすぎる髪をもてあましている
なにひとつまだ決められないままに…
襟足にふれた指さきがひんやりとして
おもわず身震いをする
風はもう、春をつげているというのに
わたしの優柔不断をきみが笑ったのは
いつのことだっただろう…
ひゅう、と
耳もとで風がないた気がした
なにひとつまだ決められないままに…
襟足にふれた指さきがひんやりとして
おもわず身震いをする
風はもう、春をつげているというのに
わたしの優柔不断をきみが笑ったのは
いつのことだっただろう…
ひゅう、と
耳もとで風がないた気がした